Dr. Ian Billinghurst その1) 食事の型紙
The BARF Dietのビリングハースト博士のセミナーに参加してきました♪
博士は想像通りの動物好きの気さくな人で、お話も大変参考になるもので、久々の「6時間ぶっ通しセミナー」も集中持続できました。ルーファスの食事を手作りに変えて、早いもので2年以上が経過しました。お友達の影響も大きく、だんだん生食主体になり、現在はすっかりBARFダイエットで落着いている我が家です。世の中には色んな考え方が存在していますが、私自身、現在はこのBARFダイエットの考え方が一番理にかなっているかなぁ、と感じています。今日、博士の話を聞きながら、あらためてそう感じました。 * 食事の大半(40~80%)は、Raw Meaty Bones(生肉付の骨) * 10~20%は生の臓物 * 15~40%は種々の新鮮な生野菜をつぶしたもの * サプリメント が食事の型紙だそうです。ほとんどが生骨肉です。 野菜で注意が必要なことは、キャベツの仲間は25%以下にする、ポテトなどのでんぷん質の野菜は、この野菜の量には含めない、ナス科の野菜は火を通す(博士によると、犬の進化の歴史の中で、ナス科の野菜は食べてこなかったのだそうです)だそうです。 そして、サプリメントを考える基本は、何と!「糞」だそうです。 犬は、元々「食糞をする生き物」で、糞には必要な栄養素が含まれているそうです。 それを食材で補うのが、サプリメントというわけです。 * 卵(高蛋白) * オイル(必須脂肪酸) * ケルプ(土に含まれるミネラル) * プロバイオティクス←ヨーグルト(酵素) * ビタミン類 以上が、草食動物などの糞ライクなサプリメント(?)になるそうです。 確かに馬の糞などを見ると、そんな雰囲気です(笑)。 ビタミン類、醸造酵母、ケルプ&アルファルファ、消化酵素、様々な種類のオイル。 それらは、実は、「糞」の替わりだったんですって! ルーファスの食事に、「Milk Meal」で、牛乳に卵黄やオイル、酵母などを加えた食事を準備することがあるのですが、この食事は一体、自然界の犬の食事の何を真似たものなんだろう?と思っていました。犬は、授乳期の小さな動物も狩り、母乳をその動物から摂っていたと考えられるそうです。ですから、乳製品を与えることは自然なのだそうです。 * 基本をふまえて、色んな食品を与える。 * 犬の進化の歴史を考えながら、その食べ物が犬に自然かどうか、自分で考える。 * 日々、自分の犬を観察する。 今後も楽しく取り組んでいけそうです♪ 近所のスーパーで見つけた、ナチュラル・チキンのガラや、私たちと共用する野菜などを思うとき、BARFダイエットは環境負荷の少ない犬の食事だなと感じました。日本は、非常に自給率の低い国ですし、犬の食事が、人間があまり利用しない部位で構成されていることは、素晴らしく私の感覚にフィットしています。 近所の肉屋さんや野菜屋さんから、犬用に分けてもらう・・・それが理想~♪
by rufus-creek
| 2006-06-05 09:35
| 手作り食
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