プチが2頭になったかもしれなかった日

乗馬している人は、動物好きの人が多いので犬を飼っている人も多いです。そんな中、犬のことでよく言葉を交わす会員さんから「ペットショップにプチバセがいるよ」との情報を聞き、10月に実際に見に行ってしまいました。子犬だとばかり思っていたその子は、思いの外大きく成長していて6ヶ月でした。長い間、飼い主に巡り会えずにショップにいたんです。その後、散歩で合う訓練士さんから「あそこのプチバセを飼おうと検討している人がいるよ」など聞いていたので、大きくなってしまっているけど可愛い子だし売れたんだろうな・・・って希望も含め、考えていました。

月曜日、いつものように乗馬に行ってきました。プチバセがショップにいる情報を教えてくれた会員さんに会ったら、「ちょっとちょっと!あのプチバセ、もう8ヶ月になろうかっていうのにまだ店にいたよ!」と教えてくれました。実は、その前の週末にお買い物のついでに覗いていてショップにまだ残っていることは知っていたんです。ああ、この週末もまた飼い主は見つからなかったのか・・・。ショーケースの中のプチバセの、屈託のないはしゃいだ様子が目に浮かんできます。



帰宅したルフュパパに報告しました。いずれはルーファスプラス1頭で、2頭犬を飼いたいと思っているルフュ家ですが、今はまだ2頭目を迎える準備が整っていないし、あの子は可愛い子だけど、うちでは飼ってやることはできない、と結論は出していました。

でも・・・行く先がなくてどうしようもないのなら。大きくなってしまったことで、飼ってくれる人が現れないなら。うちで飼うことは無理か、再検討してみないかと相談しました。ああでもない、こうでもない、色んな切り口で2頭目のプチバセを迎えることを真剣に考えました。

ルーファスはどう思うだろうね。仲良くなるかな。可愛がってやるかな。よそのワンちゃんのチビっ子には本当に優しいルーファスだけど、家にくるとなるとどうかな。そのプチバセの女の子、8ヶ月ということは、うちに来たら即避妊手術だね。8ヶ月までお店に居たということは、知らない外の世界がいっぱいあるかもしれないね、ルーファスと一緒に練習してきた「何があっても平気」を身につけるために、その子にも同じように根気よく時間をかけるようになるね。そっか、食費、予防薬費用は2倍だね。それに、年をとったときに2頭ともに十分なケアをしてやれるかな。

旅行に行くのも様子が変わるね。今の状態ではうちの車にもう一つバリケンは乗らないから、バリケンを200号2個に買い替えるか、犬のシートベルトを2つにしないとね。まだお散歩に慣れて居なかったら、しばらくはルーファスと分けて2回お散歩してあげないといけないね。女の子と一緒にお散歩すると張り切るルーファスだから、ルーファスのそのへんのことも気に掛けてやらないといけないね・・・。お手入れされることにはどれくらい慣れてるかな。

もうそこそこに大きいから、もしルーファスと気が合ったらとってもいい友達になるかもしれないね。ルーファスも、自分を慕ってくれる妹が出来たらまんざらでもないかもね。お互い背中を枕にして日向ぼっことかして楽しい毎日になるかもしれないね。

・・・・・・考えたところで、結論など出ないことをつらつらとエンドレスに、延々と二人でブツブツ相談しました。もんもんと夜を過ごし、次の日の朝、ナナキママさんに電話してプチバセの女の子の話を聞いてもらいました。私の支離滅裂な報告&話を聞いて、それでもルフュ家の抱えた問題の全体像を理解してくださったナナキママさん、「よし、とにかく健康な子かどうか、話はそれからだよ!実際に見に行こう!」ということで、快く私と行動を共にしてくださり、ショップへと向かいました。

「あの~・・・基本は飼わない。ですから」
などと、意味不明な固い決意をナナキママさんに伝え、互いに大きく頷いて、入店。
プチバセの女の子のいるケースへと一歩一歩、歩きました。


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あれ?いない???
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傍にいたヒマそうな店員さんに
「ここにいたプチバセはどうなったんですか?」と恐る恐る聞くと
「あ、昨日(月曜日)売れましたよ♪」と脳天気な返事。


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「・・・え???あ・・・そうなんですか」
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あんなに、あんなに悩んだ末の、いいニュース。


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ぼ~ぜん
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は(我に返る)!
ナナキママさん、ゴメンなさい!あの子、売れたって!!!
「よかった、よかった、よかった!!!!!!」「よかったやん!」

とても嬉しいはずなのに、どこか寂しい私。いなくなって分かる自分の気持ち。
2頭目を飼ってもいいって思ってたのかも、実は。
処分されてしまうくらいなら、飼ってもいいって思ってたんだ。

・・・思いがけず、2頭目を迎える予行演習を「本気で」してしまいました。

2頭目は違う犬種にしようと思ってるとか言ってた割に、やっぱりプチバセっていう犬種に相当弱いんだな~っていうことも判明してしました。いい性格(私に合うっていう意味)してますもん、ルーファスも。犬を飼うことを悩むタイミングって、本当に突然やってくるものなんですね。ルーファスのときもそうだったもん。そんなに準備万端で迎えられるものではなさそうです。

ナナキママさん、お付き合いいただいて、本当にありがとうございました。しかも、その後もデートしてくださって本当にありがとうございました・・・!感謝いっぱいです。

久しぶりに行った生体販売のショップで、予想外に大きくなっているプチバセを見てしまい、心のざわつきが続いていた私です。子犬だったら、誰かが飼ってくれると思うの、子犬だったら。大きくなってしまった子は、ショップではなかなか飼い主が見つからないんじゃないかと思うんです。
だけど、子犬が子犬らしくいる時期って、たった3~4ヶ月間。・・・短いよ~。

生体販売のショップには行かないぞ、と誓ったルフュ家です。
ケースの中でどんどん大きく育ってしまって、行く先が見つからずに窮屈な思いをしている犬は、信じられないほどたくさんいるように感じました。
ああ、望まれて産まれてくる子犬ばかりになりますように。
そして、この世に生まれた命が、みんな幸せを感じられますように。
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by rufus-creek | 2006-11-15 11:45 | ルーファス
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