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トトのこと

10月24日は、トトの3回目の命日でした。
この写真は、トトが私たちの元を旅立った日にルフュパパが写した空です。
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私は全然知らなかったのだけど、ほんの数分間だけ広がった夕焼け空だそうです。
ルフュパパはこの空を見て、「ああ、トトは天国へ行ったんだ」と思ったそうです。

トトは、しっかりした可愛くて優しい子でした。私たちを支える存在でした。7歳を過ぎてから心臓の慢性疾患が見つかったり、高齢になってからは体力が落ちてパルボに感染してしまったり、膝蓋骨亜脱臼になったり、本当に色んなことがありました。でも、どんな時も病気に負けずに回復して、最後まで楽しい毎日を送りました。

たくさんの犬嫌いの人、犬がトラウマになっていた人に、「犬って本当は優しいんだね」と思ってもらいました。トトを介して、色んな人と交流が生まれました。誰からも愛される不思議な魅力を持っていました。ルフュパパも「犬とこんなに心が通い合うとは思ってもみなかった」と、犬が大好きになりました。トトはほんの小さな体でしたが、大きなことを成し遂げたのじゃないかと思います。
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もう抱き締められない。もう話も出来ない。もうキスすることもできない。
一緒に風を感じることもできない。
悲しくて淋しくてたまらなかったとき、お友達が詩を送ってくれました。「1000の風」。
この詩に、言葉に出来ないほど救われました。
「1000の風」で検索すると、色んな日本語訳が見つかると思います。
今、私はトトのことを思う時、心の中が温かくなります。懐かしい愛しい気持ちです。
そして、ルーファスとの平和な毎日を一層大切に感じるのです。

A Thousand Winds

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.

I am a thousand winds that blow;
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain;
I am the gentle autumn's rain.

When you awake in the morning hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet in circled flight.
I am the soft star that shines at night.

Do not stand at my grave and cry.
I am not there; I did not die.

Author Unknown

by rufus-creek | 2006-10-26 19:38 | ルフュママ
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