「絵本」
先日、アメリママさんのブログにbasekoさんが紹介されていた
「ずーっと ずっと だいすきだよ」という絵本。 我が家に届きました♪とても素敵な絵と文で、思わず絵本の世界に引き込まれます。 毎晩、ウトウトしているルーファスを撫でながら、そっと抱き締めてたくさんたくさんキスをして「ルーファス、だ~いすき。ずっとだいすきだよ」って話し掛けています。 あんまり触ってると、逃げて行くこともあるルーファスですが、たまにキスを返してくれることもあったりします♪逃げられても、私はルーファスが「だいすき」なことは変わらないのです(笑)! この絵本の主人公の男の子の気持ちを辿っているうち、 ・・・子どもの頃、可愛がっていたMIX犬のロッキーのことを思い出しました。 ロッキーは寡黙な優しい犬で茶色いムクムクの犬でした。私は小学生でしたが、ロッキーの散歩に一人で行くことも多かったです。「ロッキーと一緒なら、薄暗くなっても大丈夫!」と恐がりだったくせに夕方でも頑張って歩いていましたっけ・・・。子どもと犬だけで散歩に行かせるなんて、今では考えられないことかもしれませんね。 ロッキーは学校から帰ってくる私の足音をよく知っていて、ずっと離れたところからでも聞きつけて待ち構えていました。私の姿を見つけると大喜びで二本足で立つので、手をつないで「ただいま」のダンスをしましたっけ。 年をとってロッキーはフィラリアにかかってしまい、散歩中、足元がおぼつかない日が出てきました。ある日、突然バッタリ道で倒れてしまいました。すぐに起き上がったけど、自分の身に起こったことによほど驚いたのか、いつも毅然としている彼が、私の脚にしがみついて「こわい!」って言ったように思いました。「私が助けなくちゃ!」と思って、半べそかきながら大きいロッキーを必死に抱っこしてうちへ連れて帰りました。それからしばらくは倒れることもなく元気にしていたけど、夏休みのある朝、亡くなってしまいました。 本当に悲しくて、たくさんたくさん泣きました。あんなことも、こんなこともすればよかったと子ども心に色々後悔もしました。でも、この絵本の主人公のように、他の誰も知らない私とロッキーの共有した時間や会話があったことで、また元気になることが出来たのかもしれません。そんな気がします。 小さい頃から家に犬がいましたが、いくつになってもお別れはつらいです。 大人になってから出会ったトトとのお別れのときも、世界が真っ暗になってしまった気がしました。犬と暮らしていると、いつか必ずお別れの時は来てしまうのだけど、いつもいつも、どの子にも、「だいすき、だ~いすき!」と私の気持ちを伝えたいなと思います。 私がだいすきだって思ってることは、ちゃんとちゃんと知っていて欲しいし、ずっとずっと憶えていて欲しいもの。私たちの傍にいて、私たちと親友でいてくれることに感謝しながら。
by rufus-creek
| 2006-08-10 15:22
| 犬全般
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